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そして父になるネタバレ!感想 あらすじ [感想]

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これが是枝監督作品、福山雅治主演『そして父になる』が、
全国の劇場で絶賛放映されていますが、ネタバレあらすじ
感想についてつらつらと書いていきます。

カンヌ映画祭で審査員賞を受賞し、スピルバーグ監督から
涙したと言わしめたこの映画は、第38回トロント国際映画祭
にも出品されハリウッドから

ドリームワークスからリメイクのオファーがあり、世界に
230ヶ国の地域で映画の配給が決定しているという話題性抜群
の作品となっています。



なぜこの作品がこれほどまでに評価され、映画業界が
盛り上がってるもでしょうか?



そして父になるネタバレ




ネタバレも含まれる物語の衝撃の事実がありました。

6年間わが子として育てていた子供が他人の子供だったと
いう、このドラマの設定ですが、実は母・野々宮みどりが

里帰りして出産した病院の看護師が出来心から故意に
赤ちゃんを取り違えたという事実が浮かび上がります。


当然のことながら、親として子供を育てる権利や親から
育ててもらう権利が剥奪ざるで、何事にも代えがたい親子と
しての時間が奪われてしまいました。



出来心という曖昧な言葉で親子の時間を奪ってしまった
看護師の身勝手な行動は許されるはずもありません。



赤ちゃんを取り違えられた野々宮家と斎木家は、この
困難に対してどのように乗り越えていくのでしょうか。



そして父になる あらすじ




仕事においても、家庭においても、順風満帆で大手建設会社
でエリートとして働いていた野々宮良多が、

息子・慶多が自分の子供ではなく、6年前に取り違えられた
他人の子であると突然病院から告げられます。



慶多のDNA判定の結果、生物学的親子ではないを言うことが
証明され、負けず嫌いな父とは正反対でおっとりとして、

マイペース、ピアノを弾かせてもなかなか上達するのが遅く、
他の子と競争意識がまるでないわが子を

『やっぱりそうだったのか』と、良多は吐き捨ててしまう
のです。



超高層マンションに住み、高級車にって出勤する裕福な
野々宮家に対し、街の小さ電気店を営み、

妻はお弁当屋さんのパートをして生計を立てている斎木家は、
環境的にはまるで反対のような家庭です。



まだ小さな慶多は、ある日突然知らない街の知らない
“おじさん”と“おばさん”を“パパ”と“ママ”と

呼ぶように言われ、二度と連絡をするなと固く誓いを
かけられ、無理やり違った環境へと閉じ込められてしまう
でした。



ともに生きてきた時間をすて、血の繋がりを選んだ良多
でしたが、

実の子でありながら斎木家で育てられた琉晴と親子の関係を
気づくことができず、本当に愛していたのは育ての子
慶多であったことに気づきます。





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そして父になる 感想




個人的な思いですが、生まれてすぐに子供の記憶がないよう
な時期に真相がわかったとしたらともかく、6年間という長い
年月の間親子の関係を築いてきた子供を

血縁がないという突然の事実で、関係を絶ってしまうという
ことはあり得ないと思っていました。



エリートサラリーマンであり仕事にプライドを持っていて
家庭を顧みなかった父親が、

ゆっくりとですが、それに気づき、本当の父親として成長
していく心の動きが伝わり、じわじわと感動が伝わってくる
ような印象です。



例えるならば、足湯につかり、ゆっくりとですが体が温まり
顔に汗をかいてしまうようなそんな感動が伝わりました。



決して派手さはなく、サプライズや特別に変わった演出も
ありませんが、映画を見てるというよりは時の

ドキュメンタリーを見ているようでリアリティーが
ありました。



ただ、故意に取り違えを行った看護師に対して、なし崩し的
に許してしまうシーンは、現実味がなく、頭をひねって
しまうところです



いつもクールな野々宮良多の感情が爆発しても、よかったの
では。と思いました。



最後に、斎木家の子でありながら育ての子・慶多をわが子と
して育てることを決意し、

当初、なかなか距離を縮めることがなかった斎木家とも家族
ぐるみでつき合っていくようなエンディングは、なかなか
よかったと思います。

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